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ベランダに後付け庇を簡単に設置可能

2018/05/01
後付けひさし

PC1000 x W3000 (グレー/クリア)

東京都住在の新築住宅。 住宅にとってベランダは気持ちよくタバコ吸ったり、ちょっとした気分転換場所だったりします。雨の日にも快適に過ごすために簡単に後付けでき、見栄えの良いデザインひさしを探していてデザイン庇「ケノフィックス(CANOFIX)」を取りつけることになりました。やはり新築ですので家全体の色を考え、ブラケット(屋根受け)はグレーでポリカーボネートシートの色は透明を選びました。日当たりが良い場所だったので、西日対策にはならないかなと心配していました。実際、ひさしの下に立ってみると、光は通すものの紫外線はちゃんと遮ってくれていることを皮ふは感じていました。^^

豆知識として、「ポリカーボネート」は高強度の素材で、これまでカーポートやサンルームの屋根材として主流だったアクリルの30倍、塩化ビニルの20倍もの強度があります。割れにくい素材なので、安心感があるというのが人気の理由の1つです。ポリカーボネートの光線透過率は88%(平板透明色、厚み5mmの場合) とガラス並みです。つまり、屋根下を明るく保つ事ができ、デザイン性も確保しやすい素材です。一昔前にはポリカーボネートといえば茶褐色に変色するイメージがありましたが、近年では耐候性処理の技術が向上し、より長く透明性が続くようになった事からもより広く使用されるようになりました。

ポリカーボネートは基本的に紫外線をカット(吸収)するので、カーポートの屋根に使用する事で車の塗装の色褪せやシートの日焼けを予防してくれます。また、熱伝導率がガラスの1/5と小さいため屋根下の気温変化を緩やかにします。ポリカは明るさを確保しながら紫外線対策ができる、といった点も魅力の1つです。

また、プラスチック素材は燃えやすいというイメージがありますが、ポリカーボネートは自己消火性。 自己消火性とは「炎に直接あたっている間は燃えるけれど、いったん炎から離されれば自然に火が消える」性質で、建築基準法※においても『防火地域又は準防火地域内の建築物の屋根』に適合するとされています。ポリカは高い耐衝撃性+自己消火性と万一の場合にも安心感がある素材です。しかも、ポリカーボネートの重さは同厚のガラスに比べ1/2と言われ、例えば弊社取り扱い品では1mx1m四方の5mm厚の板で約6kg(平板の場合)です。軽量で取り扱いしやく、施工作業の負担が軽減する事ができると需要も高まっております。

いい素材を用いて簡単に取り付けでき、建物と良く調和し、住空間を快適にしていく、デザイン庇「ケノフィックス(CANOFIX)」です。