壁の状況に合わせ庇を後付けして自転車置き場を設けました。

東京都江東区住吉 W様邸 自転車置き場 ( 出幅1800 x 横幅1800mm / ブラケット:グレー/ ボード:ブラウン)
今回のお客さまは自転車を置く場所を作るのに、デザイン的に優れるケノフィックスでなんとかならないかと考えていたようです。 1階に駐車スペースはあるものの、車が大きいため、その後ろに自転車を置くことができなくはないが、非常に狭く不便に感じたからです。
最初は軒のように出てある部分に後付けし、全体をかぶせる事も考えましたが、天高が高く2メートル70センチ以上ありますので、あまり雨避けとしてのメリットを期待できない訳です。 弊社の専用の自転車ポートも検討していましたが、横幅が1メートル50センチ程度しかなかったし、両サイドに柱が入るので施工も大係にになるし、その分窮屈にも見えたり車の出入りにも邪魔になる可能性があり、あまり望ましくありませんでした。
そこで考えたのが、プライバシーを保護する為のエントランスの目隠し壁に後付けすることでした。 壁自体の幅が1メートルしかなかったのでどうかなと思いましたが、お隣の壁まで50センチ程度の余裕がありましたので、この方法で進めることに決めました。
今回は出幅1メートル80センチの一番大きいタイプのひさしでしたので、風に影響されないための補強を施す必要がありました。 しかし、車の出入りに邪魔になるので補強用の柱を立てることはできなく、ひさしの上から補強するしかありませんでした。 風に煽られないためにはブラケットの高さ分(34センチ)の余裕が必要ですが、軒の下につけることでその分低くなり、車の出入りにも邪魔になる状況でした。 高く取り付けるためには、補強ポールの長さと角度を調整するしかありませんでした。結局、1メートル95センチだった補強ポールを5センチほど切ることで2メートル7センチの高さを得ることができました。 これなら、車にも人の出入りにも邪魔されず、快適な暮らしをもたらすことができると思います。
PC1870タイプのボードは一枚もので一般では手に入らない特注品ですので、在庫に限りがあり、現在のところブラウン色しかありません。その旨を伝えたはずでしたが、お客様はその認識がなく、透明だけ覚えていると、一番避けたい色だったとのことで、一瞬悩みましたが、色はついていますが、透明には間違いないので一応つけてみることにしました。 両サイドの保護フィルムを剥がし、取り付けてあるブラケットに乗せてみると「いいね〜!」「ドアーの色とあって違和感なくすごくいい〜!」と喜んでいただけました。その笑顔を見て本当に嬉しかったです^^。旦那様からも「これいいよ〜紹介するね〜」とおっしゃっていただきました。 この場を借りてW様ご夫妻にもう一度感謝いたします。^^
取り付けに当たっては色々ありましたが、ケノフィックス(CANOFIX)のお洒落なデザインや、現場に合わせ違和感なくどこでも施工できる機能性が発揮できた事例となりました。^^