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ベランダに念願の庇が後付けできました。

2020/04/04
#庇 #後付け #雨よけ #デザインひさし #洗濯干し #バルコニー #ベランダ #住友不動産

千葉県柏市大津ケ丘 Y様邸 

玄関:550x1650mm  グレーブラケット・グリーンシート/ 

ベランダ:1000x7230mm  グレーブラケット・グリーンシート

 

今回のお客様は、先日サイトにあげていた施工事例をご覧になって住友不動産の同じデザイン住宅だから迷いもなく取り付けを決心したとのことでした。 最初は玄関の取付依頼だけでしたが、とっても満足していただいてベランダも取り付けることになりました。

建物全体はダークグレート薄いアイボリーのモノトーンをベイスにグリーンの色ガラスをポイントとして使った建物でした。 グリーンが目立つので玄関にちょこっとグリーンを使うのは統一感があり良いと判断できましたが、2階のベランダの方は、寝室からリービングに繋がる7メートルのスペースで毎日目に入るのでグリーンにするのはどうかと思われたようです。確かに毎日目に入ると気になりますよね。 しかし、建物全体の雰囲気を考えると別の色を入れるのは、統一感がなくなり建物全体の印象を変えてしまうのであまり望ましくありませんでした。お客様も悩んだ末、グリーンを選んで進むことになりましたが、いざつけてみると透明で透けて見えるし、予想以上に明るいとのことでグリーンにして良かったと笑ってくれました。^^

 

建物の壁面は細長いタイル張りで目地の間隔は空いていました。 ここ数年流行りの建物全体の立体感を醸し出すためにあえて目地を入れないお洒落な壁面でした。 しかし、これが後付けをするのには厄介なものです。(涙)

まず、タイルの周りに目地で固定されてないためタイルが割れる可能性が高いです。ある程度割れるのは覚悟するしかありませんでしたが、幸いブラケットで被せられるので外からは見えませんでした。次回からは、タイルをグラインダーなどで前もって切っておいて作業した方が綺麗に仕上がると思いました。 

また、壁面全体の目地が空いているので、まるで穴だらけ‼︎ 

防水加工が非常に厳しい状況でした。 穴がたくさん空いている上に綺麗に庇をつけても雨漏れしているとなんの意味もないことですので悩みに悩んで、庇の周り10センチを目地代わりにコーキングで埋めることにしました。 そこだけ目立っては見栄えが良くないので、透明なシリコンで埋めて何とか防水加工できました。

水をかけて見て漏れることを何度も確認して確かめてきましたが、後ほどの雨の日にお電話で確認して見たら漏れていないとのことだったのでホッとしました。^^

夜遅くまで大変ではありましたが、良い事例、良い経験にもなったし、何より気に入ってベランダまで注文いただいたお客様の満足した笑顔をみることができ、本当に感謝に満ちた現場でした。^^