BLOGブログ
BLOG

背の高い掃き出し窓には奥行き800以上のひさしを

2020/11/28
#庇 #後付 #雨よけ #デザインひさし #洗濯物 #バルコニー #ベランダ #自転車置き場 #掃き出し窓

東京都八王子市片倉町 W様邸 PPC800x 2100mm (ブラケット:グレー/屋根シート:ブラウン)

 

今回の現場は代理店からの依頼で駆けつけた現場でした。

最初のご希望としては、「掃き出し窓を開けると入り込む雨の避けるために取り付けを考えましたが、今まで付いていなかったものたし、あまり庇が大きいと風邪も怖いので....」という気持ちで奥行き500mm(PC550)の小さいものを取り付けることにしました。

現状として15センチほどのシャッターボックスがあり、ひさしをつけたとしても30センチ弱しか奥行きが取れない状況でしたので、取り付けながらも ‘奥行きがもうちょっとあった方が良かったのに....’ と思いながら取り付けを進めるしかありませんでした。 結局、取り付け完了後の10日後に再度連絡が来ました。 もうちょっと大きいものに変えたいとのことでした。(涙)  

今までは前例がなかったことでしたのでどうすれば良いのか結構迷いました。 弊社の立場からは、今取り付けてある2セットの550x1900mmのひさしを取り外さなければなりませんし、再度施工費用もかかるし、商品代も丸々かかるので非常に心苦しかったのです。 お客様の立場からは、折角雨除けのために新しく庇取り付けたのにあまり意味、又、よく分からなかった事に対して倍のお金を使う事になるとしたら自分でも嫌だろうと思いました。

考えた末、少しでもお客様の負担を少なくしようと商品代は新しく取り付ける製品の差額分だけ請求し、施工費用は人件費ですのでそのまま請求することにして進めることになりました。

幸いPC550を取り付ける際に開けた穴をPPC800でも使ったり、ブラケットでかぶせることができたので外からは完全に見えなかったので良かったです。

お客様からも感謝の言葉や、ご満足いただいた笑みを伺う事ができて良かったのです。 このようなケースは今回初めてではありますが、今後こんな事が起こらなくするためにはどうすれば良いか考える気掛けなりました。 先ずは、ケノフィックスが軽い素材で壁に負担をかけないし、風にもしなる事で風を逃がす事ができるので奥行き1000間では何の制限なく安心してつけられることをもっとアピールする必要があると思いました。

又、用途をもっと明確にする必要があるかと思いました。本来お客様のご希望通りと思っていましたが、ものに対してご存知ないことを考えガイドラインを提示した方が良いのでしょうね。 大体ですが、小窓、窓用としてPC350/PC450/PC550/PC650 背の高い掃き出し窓用は、PPC800/PC1000  エントランス用としてPPC800/PC1000/PC1270/PC1500   自転車置き場用でPC1270/PC1500/PC1870   ベランダ・テラス用としてPC1000/PC1270程度で計画立てれば問題ないかと思います。 判断が難しいようであれば、取り付けご希望場所の写真や、平面図など送って頂ければご希望に沿う提案ができるかと思いますのでお気軽に問い合わせ頂ければと思います。^^