庇の後付け
庇の後付け

まずは、取付ご希望場所の現状を把握しましょう。

後付けをするというのは、建物を建てる時には想定していなかったとの事ですので、現場の今の状況を把握することが何より大事になります。 また、建物の強度や、耐久性などを考えて設計されてある中で、いかにも建物に負担をかける事なく、現状の住空間を快適に改善できるかが後付けにあたっての重要なポイントだと思います。 そのためにまずは、建物に対して知っておく必要があります。

建物は、大体コンクリート(RC)造、 木造、ALC造3種類があります。 基本的には、どの種類でも後付け可能ではありますが、建物の築年数や、壁材の種類、柱の位置や庇の出幅などによっては後付けできない場合もありますので、まずは、建物の現状を把握して見ましょう。

後付け庇

コンクリート造(SRC/RC) の建物には後付け自由自在!

コンクリート造(RC/SRC)の建物は、ある意味一番取り付けやすいです。 柱の位置も確認する必要なく、設置したい出幅(奥行き)によってブラケット(屋根受け)の本数も自由に増やしたり、減らすことも出来るので気楽に取り付けることができます。

一つだけ注意して欲しいことは、取り付け場所が風の影響をどれぐらい受ける場所なのかです。 お客様からよく耳にする言葉が、風に飛ばされて他所に迷惑かかっては困るという話です。 ケノフィックス(CANOFIX)は、軽くて丈夫な素材でできており、何より柔軟性を持っており、しなることによって受けた風を逃がします。 特にコンクリート造(RC)の場合はベースが頑丈ですので、アンカーさえしっかり固定されているのであれば何の問題ありません。 基本的にブラケット(屋根受け)の間隔を900~1000(mm)で取り付けるのであれば、出幅1500(mm)タイプも別途の補強なくても取り付けることができます。

近頃は賃貸アパートの最上階のベランダや、中古マンションなどのリフォームの際にも結構ニーズがあります。

DIY

木造の建物は柱を見つけて取り付ける必要があります。

木造の建物は、建物の骨格とも言える100角の木の柱が壁の中に入っておりますので、柱を見つけて取り付けることによって丈夫な庇を後付けすることができます。 柱(主柱・間柱) さえ見つけることができれば、あとは、ブラケット(屋根受け)を取り付ける場所を決めスクリューネジで止めるだけ!

木造の建物は、初心者の方が特別な工具がなくても簡単にDIY出来るタイプでもあります。しかし、初心者がどうやって柱を見つけるかと疑問を抱く方も多いのではないかと思います。 

ここで、図面なくても柱を見つけるコツをお教え致します。^^ 木造は 基本的に柱を立ててサイディングなどの壁材をぐっつけて仕上げるので、柱がある場所に釘や、ネジの跡があります。(目隠しとして塗装や、コーキングなどで被せて目立たなくしてありますが、よく見ると見つけられると思います。) また、ドアー、窓の両サイドにはフレームを支えるために必ず、一本づつ入っているはずです。

柱を見付けることができたら、あとは、イラスト付きのマニュアルを見ながら組み立てるだけで簡単に取り付けできます。 木造のお住いでしたら、ぜひ一度DIYに挑戦して見てはいかがですか。 挑戦しながら、分からないことや、難しいと思われることがありましたら、お気軽にお電話ください。 誠意を持ってサポートいたします。^^

ALC(軽量気泡コンクリート)壁は制限があります。

軽量気泡コンクリート(Autoclaved Lightweight Concrete)」は、字のごとく骨組みは鉄骨ですが、中身は気泡を含むコンクリートパネルをはめこんでおり、気泡を含んでいる分脆いわけですので、ひさしの後付けには向いてはないのが事実です。 しかし、設置場所や、ひさしの出幅(奥行き)によって設置できる場合も多いですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

ベランダ、階段の踊り場(写真右 出幅1200)のようにアンカーボルトを貫通できる場所であれば、この設置方法が一番確実で安全です。壁の中が空洞だったりしますので、壁の両サイドをしっかりボルトで止めることで強度をもたらすことができます。

アンカーボルトを貫通できない場合でも出幅が1000以下のひさしであれば、めねじアンカー(ドリオン)や、ALC専用のパワービスで取り付けることができます。しかし、建物自体が劣化して行きますので築年数によっては、後付けできない場合もありますので、まずは、ご相談いただければと思います。

これまでたくさんのお客様の相談を受け、問題を解決した経験があります。 現調を通し取り付け場所の状況を確認し、最善と思われる方法をご提案いたしますのでお気軽にお問い合わせいただければと思います。 

お問い合わせの際には、サイトの「お問い合わせフォーム」を用いてください。取付ご希望場所の写真や図面などがご用意出来るのであれば、もっと正確な提案ができますので、ご希望のサイズを明記の上、お問い合わせいただければと思います。

取り付け用金具

  • #コンクリートアンカー

    RC造取付金具

    ねじ径(Φmm) M10 / 外径(Φmm) 10 / 全 長(mm) 80 / ねじ長さ(mm) 25 / ドリル径(Φmm) 10.5 / 埋め込み深さ(mm) 40 / 材質  ステンレス / 穿孔深さ(mm) 45
    PC1500以上の場合:
    ねじ径(Φmm) M12 / / 全 長(mm) 90 / ねじ長さ(mm) 40 / ドリル径(Φmm) 12.7 / 埋め込み深さ(mm) 45 / 材質  ステンレス /
  • #コーチスクリュー

    木造取付金具

    ​ねじの呼び M8 / ねじピッチ(mm) 3 / 長さ(mm) 90 / 材質 ステンレス
    主柱や、間柱、梁などを見つけ、下穴を作ってからコーチスクリューで取り付けます。
    積雪地域では必ずワッシャーを使い、躯体に60mm以上埋め込まれるように取り付けてください。
  • #ALCアンカー

    ALC造取付金具

    ALCタッピング:呼び径(mm) M5 / 頭径(mm) 10.5 / 長さ(mm) 75 / 材質: 鉄、特殊ハードコーティング / ネジ部長さ(mm) 55
    ​ALCアンカー:ネジの呼び W3/8 外径(mm)16 / 全長(mm)50 / ネジ長(mm)14 / ドリル系(mm)15 / 穿孔深さ(mm) 50
    六角ボルト 全ネジ:W3/8 ネジ長(mm) 38
    注意:ALCにはクラッチ機能付きのドライバーまたは手回しドライバーをご使用ください。
    ※上記は、出幅1000までの庇を付ける際の基本仕様です。 取り付け場所や、壁の状況に適したものをお選びください。 積雪の多い場所では、設置しないでください。
#庇#後付け#DIY
DIY

庇について詳しく後付けのお手伝いをこれまで行ってきました

庇の専門店で後付けがスムーズに行えるようにとこれまでたくさんのお客様に手を差し伸べてきた経験がございますので、ベテランに相談をしたいとお悩みの方もこの機会にご連絡いただければと存じます。

当社はインターネット通販で全国に向けて商品を発送しておりますので、お近くに業者がなく、来てもらうことが難しい、どこの業者にお願いをすれば良いか分からないとお困りの際もご活用いただければ幸いです。

インターネット通販で庇をお願いしたことがないという方も多いかと存じますが、ご安心してお取引ができるようフォローをいたしますので、お気付きの点やご心配なことがございましたらお申し付けください。

取り付け方についてご案内をするなど、バックアップ体制も整えておりますのでお気軽にご相談ください。

庇専門

庇の良さを後付けのお手伝いをしている当店がお知らせいたします

後付けをするなら庇専門店がお手伝いいたしますので、エクステリアの模様替えをお考えの際や現在ご使用中の庇が古くなってきたので取り替えたいとお悩みの際など、お気軽にお問い合わせいただければと存じます。

元々庇が取り付けてあった場所に取り付けたい、これまで取付けはしていなかったが後付けをしたいというパターンどちらもご対応しておりますので、壁材など現場をご確認の上ご連絡いただければ幸いです。

最近の建物は庇が付いていないことも多く、自宅を購入し、いざ生活してみると西日がたくさん入ってくるので部屋が暑くなり大変、紫外線が強いので心配とお困りになる方もいらっしゃいます。

庇を取り付けることにより紫外線を防ぐことや西日が入る量を減らすことも可能ですのでこの機会にご検討ください。

CONCEPTコンセプト

後付けサービスもDIYもできると好評です

後付けひさし

後付けサービスを庇専門店がご対応いたします

後付けをしたいと庇をご検討中であれば、ご希望の奥行きを選ぶことができ、取り付け場所に合わせオーダーメイドのようにぴったり加工でき、最初からあったかのように違和感なく付けられると人気があります。

庇の後付けでお客様によりご満足いただけるようにと考え、壁に負担をかけないよう軽量設計に力を入れました。また、DIYがしやすいようにと工夫もしておりますので、初めてで不安という方もご遠慮なくお問い合わせいただければと思います。

庇が頑丈だとご利用者様からも好評をいただいておりますので、雪国のカナダで一番売れている商品ですので、積雪が多い地域や、風の強い地域などでもかなりの実績を持っておりますのでお気軽にご相談ください。